top of page
検索

銀行口座について

  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

 認知症になった時に、銀行口座が凍結されることがあると聞くことがあります。相談に来られた方の中にもやはりそうしたことを心配される方がいます。銀行によって判断に違いがあるとも聞くので、実際に確かめるのが一番ということで、先日、ある銀行に問い合わせを行いました。

 返ってきた答えは、その銀行では認知症ということを銀行が知っても口座が凍結されることはないということ。ただご本人も家族もその口座からの出金が難しくなるというものでした。どの程度難しくなるのか、どんな具体的な支障が生じるのかを知りたかったのですが、そこはあまり詳しくは教えていただけず、家族信託を使ってはどうかというお話でした。

 またこうしたことに不安な気持ちを感じる方も多いことから、認知症になってからの銀行との付き合い方などについての簡単な手引きみたいなものを作りたいので協力を得られないかの問い合わせもしたのですが、弊社ではそうした相談にはのっていないというゼロ回答に終わりました。

 確かに、怪しげなところからいきなり問い合わせのメールが来て、こうした対応になるのも仕方がないのかと思いつつ、認知症基本法においても金融機関においての合理的な配慮が求められていることを思えば、もう少し積極的な情報の発信と、協力を得られたらと思います。私の問い合わせの仕方も、内容もよろしくなかったのかもしれず、今後も他の銀行への問い合わせも含め、協力を得られるような働きかけ方を考えていきたいと思っています。

 

 
 
 

最新記事

すべて表示
オレンジパートナー育成研修

昨日は4回にわたる(うち1回はオレンジカフェでの実習)育成研修の最終日でした。  1回・2回めの研修を通じて認知症についての基本知識や認知症カフェについての基礎知識を持ったうえで、最終回では実際にカフェに参加してみてどうだったかの感想や意見を共有したり、自分が認知症を抱えた...

 
 
 
久しぶりの更新です!

前回の更新から1か月以上が経ってしまいました。実は先日、法人の事業所の一つが個別指導の順番にあたって、その書類の整理などで忙殺されていました。人員基準はきちんと満たしているし、必要な研修や委員会なども開いていたし、BCPの整備や訓練もしていたので、特に問題はないだろうとは思...

 
 
 

コメント


bottom of page