オレンジパートナー育成研修
- か
- 10月8日
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昨日は4回にわたる(うち1回はオレンジカフェでの実習)育成研修の最終日でした。
1回・2回めの研修を通じて認知症についての基本知識や認知症カフェについての基礎知識を持ったうえで、最終回では実際にカフェに参加してみてどうだったかの感想や意見を共有したり、自分が認知症を抱えた当事者だったら、その家族や介護者だったら、地域の認知症に関心のある参加者だったら、どんなカフェだったら参加したいと思うか、望ましい配慮や具体的な工夫のアイデアなども共有しました。
民生委員さんなど地域で活動されてきた経験が豊富な方も多く、グループごとの話し合いでは、講師の私などいらないぐらい活発な意見交換がされていて、新鮮なアイデアなどもたくさん出て、聴いている私の方が勉強させていただいた気がします。
オレンジパートナーとして、地域の住民として、自分たちにできることについて意見を出し合っていただいた後、金沢市の福祉政策課の方からチームオレンジの活動と実際の取り組み事例のお話があり、修了証が交付されて、研修を終えました。
オレンジパートナーは認知症サポーター養成講座を修了した人で、そのステップアップ講座的な位置づけの育成研修を終えた方たちが、オレンジカフェやチームオレンジの運営などに関わったり、地域での認知症を抱えた方たちへの理解が進むよう働きかけたり、といった役割を果たすことが期待されているものです。
すでに金沢市内に250名ほどのパートナーさんがいらっしゃり、様々な活動をされています。金沢市が認知症バリアフリー社会となっていく力の一つとして、ぜひ活発に活動していただきたいし、ちむぐくるにも気軽に顔を出していただきたいものです。
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