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眠りを誘う声なのか…

6月5日
読了時間: 2分

先日、某学校で認知症サポーター養成講座の講師を務めてきました。40人近くの10代20代の人たちを相手に90分。休憩をはさむこともなく、ひたすら話し続けました。そして、講座が終わるころにはクラスの8割は夢の中か、副業にいそしむという惨憺たる有様でした。


 担任の方からは「講師の方の声のトーンがちょうど眠気を誘う感じだったのかもしれませんね」というフォロー?をいただきましたが、全く聞いてもらえない中で言葉を発すること自体のむなしさ、脱力感を強く感じた90分でした。


 その2日前に金沢ボランティア大学でほぼ同様の内容でお話しさせていただいた時は、ほとんどの方はしっかりと聞いてくださっていたので、ちむぐくるのもう一人の相談員の方が去年同じ学校で行った時は、半分ぐらいの人が寝ていたと言っていたのを前もって聞いてはいても、たかをくくっていたのですが、下手に自信満々?だっただけに半分どころではない人が聞いていなかったことによる心のダメージは大きかったです。


 「認知症について関心を持とうが持つまいが、今日の話を聞こうが聞くまいが、2040年には日本人の10人に1人以上が認知機能にダメージがある人が暮らす社会がやってくるから、ちょうど働き盛りの時にその時を迎えるみなさんは、今からしっかりとどんな社会を作っていくのかを考えていかないと…」など少しあおり気味にお話をさせていただいたことも、かえって反発をかってしまったのかもしれません。


 講座が終わった後は「なんで聞かないんだ!」と思っていましたが、少し冷静になると、認知症バリアフリー社会について話す時に、よく言葉にするように、「伝わらない相手が悪いのではなく、相手にあわせて伝える工夫をしなかった私自身の課題」だと考えさせられました。


 世代間のギャップといういい方はあまり好きではないのですが、どんな表現、どんな伝え方、あるいはワークをところどころ入れるなど参加した人たちが主体的に取り組むことができる工夫がもう少しあれば、違った結果になったのかもしれません。そう考えると相手の貴重な時間を無駄にさせてしまったのかもしれません。


 幸いなことに、来年もまた…という話も出ているようなので、伝わりやすい工夫を考え、取り入れながら、もし依頼があればですが、務めさせていただければと思います。

 
 
 

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