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ヘルプカードとヘルプマーク

  • 19 分前
  • 読了時間: 6分

先週は森山公民館での、地域包括支援センターかすが主催の認知症サポーター養成講座で講師を務めてきました。少し開始時間がおしてしまい、予定していたより短めの時間となったため、とても早口の講座となったのは申し訳なかったのですが、皆さんとても熱心に聞いてくださり、とくにもの忘れ体験などでのリアクションもよくて、楽しく講座を進めることができました。ありがとうございます。

終わった後、何人かの方から質問をいただいたのですが、そのうちの一つは、ヘルプカード、ヘルプマークについてのものでした。知人がヘルプカードを取得したのだが、カードを取得すると何か補助や受けられる支援サービスがあるのかという問いで、私が知る限り、あくまで、カードやマークを示している人が何か困っていたら積極的に手伝ってほしいという意思表示のようなものなので、カードを取得したこと自体で何かの優遇措置があるわけではないはずということはお伝えしました。

より正確さを期すため、金沢市のホームページから引用します


「HELPカード」とは、被災時のみならず、不慮の事故による負傷や病気発症などの緊急時において、カードを提示することにより、第三者の円滑なサポートや医療機関への速やかな搬送などの支援を受けるためのカードです。(交付対象者) (注意)令和元年6月末までは1.障害のある方のみとなります。

  1. 障害のある方(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳保持者)

  2. 難病の方(特定医療費(指定難病)受給者証保持者)

  3. 発達障害の方

  4. その他(カードを必要とする理由のある方)

作成を希望される方は、別紙HELPカード作成申請書に必要事項をご記入いただき、金沢市役所 福祉と健康の総合窓口(81~86番)、福祉健康センター(泉野・元町・駅西)福祉と健康の総合窓口までお申し込みください。(無料)


石川県のホームページではより詳しく、ヘルプマークについても書かれているのでこちらからも引用します


ヘルプマークとは

義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするため、平成29年7月にJISの案内用図記号に追加されました。

本県でも県障害保健福祉課、各市町障害者福祉主管課などでストラップを配布します。

 

ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら

電車・バスの中で、席をお譲りください。

外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。

駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。

交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。

災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。

視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。

ヘルプマークの配布について

対象者

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方

配布窓口

ヘルプマークは、県障害保健福祉課、各市町障害者福祉主管課などで配布します。 

配布条件・申請方法

  • ヘルプマークの交付は、原則1人1個です。

  • 交付希望者又は代理人からの申請を受け、配布いたします。

  • 申請の際、確認書類(障害者手帳、特定医療費(指定難病)受給者証、母子健康手帳等)がある場合は、お持ちください。

  • 申請書は、申請窓口に設置しているほか、こちらからダウンロードできます。

 

・郵送または電子メールで申請を行う場合

ヘルプマークの交付は原則窓口で行いますが、窓口での手続きが困難な方に限り、県障害保健福祉課にて郵送または電子メールでの申請も受け付けます。下記必要書類等を、下記宛先へ郵送またはメールしてください。

<必要書類>1.ヘルプマーク交付申請書 、2.確認書類(障害者手帳等)の写し、3.ヘルプマークを郵送するための切手(140円)

<郵送先>石川県障害保健福祉課 〒920-8580 金沢市鞍月1丁目1番地

※いずれの場合も、2の書類がない場合は添付不要です。

※電子メールで申請を行う場合、上記必要書類3の切手については、別途郵送してください。切手が届き次第、ヘルプマークを郵送します。

配布開始時期

令和元年5月15日

ヘルプマークの交付を受けた方へ

ヘルプマークの交付を受けた方は、下記のことにご協力をお願いいたします。

  • ヘルプマークの適正使用に努めてください。

  • ヘルプマークは他人に貸与又は譲与できません。

  • ヘルプマークが必要なくなったら、返却又は廃棄してください。

ヘルプカードについて

ヘルプカードとは

障害のある方等が、災害時や不慮の事故によるケガ、体調不良、病気発症、その他緊急時において、カードを提示することにより、周囲から適切な支援をしていただけるよう、緊急連絡先や緊急時の対応などを記載したカードです。

このカードは中越地震や能登半島地震等の災害を契機として、県内の特別支援学校の保護者の方々が中心となって考案されたもので、平成20年度より石川県肢体不自由児協会が主体となって、全国に先駆けて取組まれたものです。

現在石川県内では、金沢市等の17市町で発行されています。

 

 

ヘルプカードを持った方が困っているのを見かけたら

ヘルプカードには、配慮してほしいことや手助けしてほしいこと、緊急時の対応等が書かれています。

カードを持った方が困っているのを見かけたら、書かれている内容に沿って支援をお願いします。 例えば・・・

  • 体調を崩していたり、ケガをしていたりする場合、119番および緊急連絡先にご連絡ください。

  • カードの所持者が災害時に被災した場合、避難支援を行い、救護機関に通報してください。

  • 簡単な言葉で説明してください。

  • ペースメーカーを使用しています。

  • 大きな音が苦手です。

  • 体に触れられることが苦手です。

  • パニックになることがあります。

  • カバンの中にコミュニケーションボードがあります。


以上ご参考までに。ヘルプマーク、ヘルプカードをお持ちの方が困ってそうな時にはぜひ積極的に声をかけたいと思いますし、皆様もお声をかけていただけたらと思います。




 
 
 

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